2023-09-09から1泊2日 飯石郡飯南町移動の巻

 430DX通信実験の移動地を飯石郡飯南町に選んだので,せっかくなら大山隠岐国立公園内の東の原駐車場にて運用することにした。430MHzのスケジュールが18時からなので,お昼頃からまずはHFの運用でJAFF/POTAのアクティベーションを行うことにした。
 いつものように3時に目が覚めて,午前中することもないので出発時間を大幅に早めて益田市を7時40分発。2時間ほどで到着。予定よりずいぶん早いが10時にまずは,乾杯!自然の中でビールは美味い!
 10時30分頃から7MHz CWでスタート。最近は,X(旧 Twitter)のフォロワーさんが運用Postを読んでくださり,早めに声がかかる。J蔵にアップされるとほどほどのパイルとなる。最初は,いつものようにDr.○○さんとのんびりやっていたが,途中からパイルモードで,レポートを送ったら,QSL CU Tu de ......のパターンで次への応答に備えることにした。まあ,いつものように,あまり上手くは捌けずであったが,70分で81QSOできたので,少しは効率良くできたかなと思う。でも,1st QSOの方には,TKS FB 1st QSO ...は,送ることにしています。
 ここで,2本目のビールを開けて,FT8モードへ。パワーは50Wから25W程度に落としました。7MHzで50QSOほどしたところで,アンテナをRadix V-Dpから5m長のホイップに変えて,ハイバンドFT8へ。あまりぱっとしなかったが,18MHz FT8でアメリカから連続4局ハントされた。おそらくPOTA Spotを見られてのであろう。よかったよかった!最後に,10Mhz CWで締めくくった。20QSOほどで終了。
 このあと,1200MHz CWで3エリアとのスケジュールへ。最初は,方向が掴めなかったが,微調整で無事コンタクト。このシリーズのスケジュールがけっこう楽しい。

 早めの晩御飯は,もちろん移動運用恒例の赤てんから。マヨネーズも合いますよ。お試しあれ。ハイボールとの相性も抜群!!今回は,お泊まりの長丁場の運用ため,冷蔵庫はメインバッテリーにつながず,50Ahのリン酸鉄リチウムバッテリーを専用に使った。600Whほどなので,この冷蔵庫が12時間は楽勝で使える単純計算。実際,朝10時から夜の11時くらいまで電源入れっぱなしであったが,全く問題なかった。やはり,冷え冷えのビールでないと焼肉が寂しくなります。と言うことで,発発とは完全におさらば。

 いよいよ18時から430DX通信実験 夏の陣のスタートである。島根・鳥取グループは,今までの4N(4エリアの北)という名称がなくなり,Mグループとなった。Mグループは,鳥取固定局・米子固定局・米子移動局と飯石郡移動の4局でのスタートとなった。
 抜群のロケの鳥取・米子各局には聞こえても,飯石郡にはノーカンの連続でスタート。ただ,HLの移動局は,三瓶山の反対側に位置する最悪の条件だったが,うまく反射を使って交信することができた。よしよし。
 9エリアは,なんとか交信できたが,7・8エリアについては,全く歯がたたなかった。まあ,しかたないね。最終のスケジュールまで気力がもたず,23時までに寝てしまった。Hグループの皆さん,すみませんでした。疲れ切って,夜明けまでぐっすりかと思ったが,いつものように3時に,目が覚める。。。。。。

 朝,3時に起きても交信する相手は,(当たり前だが)だれもおらず,じっと夜明けを待つ。少しずつ明るくなり,写真を撮りながらひたすらお日様を待つ。
 三瓶の町には,朝霧がかかり,朝焼けの空の下,雲海のごとき景色が見られた。これもまた,移動運用の楽しみの一つである。朝食は,さっさと済ませ,6時からスケジュール開始を待つ。
 2日目の最初のスケジュールは,2エリアのIグループ。皆さん,予定どおりスタンバイとのことで,多数いらっしゃって,活気あふれるスタートとなった。残念ながら,全局とは交信できなかったが,センター局も手際よく捌かれて,たくさん交信できた。1st の局も多かったね。続いて,3エリアともたくさん交信ありがとうございました。
 ここで,大田市移動のローカル局参上。島根県2局体制となる。そして,9時から1エリアのFグループ千葉各局とのスケジュールが始まる。QSBがけっこう激しい展開となり,飯石郡ができたと思ったら,次に大田市に回った時には,聞こえなくようなコンディションであった。それでも,千葉各局と4局交信成立。茨城は,ちょっと厳しく,交信ならずであった。

 430DX通信では,同じ4エリアや近くの5・6エリアとのスケジュールはなく,DXにチャレンジが趣旨である。なので,当然交信は難しく,結果30QSO止まりであったが,内容の濃いものばかりで,しっかり楽しむことができた。
 心配したメインバッテリーも最終電圧 13.2Vを示しており,まだまだ余裕がありそうであった。ちなみにメインバッテリーは,130Ahのリン酸鉄リチウムバッテリーで,これで,今回のIC-7300MとIC-9700とローテーターを駆動させました。寝ていたいた時間もありますが,195QSO,26時間使ってもタフなやつです。
 最後になりましたが,430DX通信実験をお世話いただいたJQ7BFP 一戸さん,交信いただいた他各局に御礼申し上げます。素敵な2日間をありがとうございました。また,お空でお会いしましょう。

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