2024-07-03 島根県東部遠征の巻
2エリア某局より,430/1200MHz FT8の島根県内リクエストを受けていた。ちょうど梅雨の合間の天候をみて,安来市→松江市→出雲市と移動することにした。
益田市を6時出発。山陰道がずいぶんと整備されて,なんと松江市まで2時間30分あまりで通過することができ,安来市には9時に到着できた。前回移動にきたことがあるので,現地の宮須海岸まではスムーズに行くことができた。現地で準備しているとウインドサーファーさんたちが集結し始める。大変フレンドリーでいろいろ話している内に,お一人は元iCOM社員さんだったとのこと。懐かしいIC-02N開発当時らしい^^
さて,コンディションは,まずまずで簡単に430/1200MHzでの交信を終えて,次の移動地,松江市の三坂山を目指す。ナビは左回りを示したが,不安なので枕木山経由のルートで登った。
車を置くスペースは,ここしかないという感じで駐車。他にもっとよい場所があるのかもしれないが,探す時間もないので,設営に。ここは,1200MHzだけなので短時間勝負。お弁当を食べながら,なんなく交信したあと,1エリアからも応答あり。まさかのオープンで1エリアとも交信成立。おそるべしFT8。海岸沿でもよかったのかな思ったが,やはり高いところまで登ってきた甲斐があったというものである。
続いて,出雲市を目指す。ここも昨年移動したことがあるので,スムーズに到着。
ところが,とんでもない強風が吹き荒れている。風速7,8メートルはあったであろう。430と1200を同時に上げるのはあきらめて,個別に運用。ここでは,2エリアのみだったので,これまたスムーズに交信成立。
思ったよりもスムーズにスケジュールを終えることができたので,キャンプ場にチェックインする前に,宍道湖北山県立自然公園内にて,ちょこっとだけ運用した。ハイバンドのFT8でDXと数局交信することができ,満足。
キャンプ地は,いつもの松江宍道ふるさと森林公園キャンプ場である。電源付きサイトが税込2700円という大変リーズナブルな設定が気に入っている。確か,POTAとPKの対象地でもあるが,運用する元気もなかった。入場する前に近隣のスーパーBellでアテを買い込んでチェックイン。地酒の豊の秋もなかなかうまかった。
翌朝,小雨の中で目が覚める。ちょっと無線する気がでてきたので,ハイバンドのFT8でDX局と交信し,最後は7MHz CWで国内向けサービスをする。早朝とはいえ,たくさんの局に呼んでいただく。それにしても,極端なレイトコールや2度呼びが多く,ややいやになった。そんなにテキパキ捌けないので,ワンコールで,ちょこっと周波数をずらして呼んでいただくと,こちらも効率よく返せます。みなさん,ご協力をお願いします(汗)。
すっかり夜もあけ,明るくなったので早々と益田向けとなった。帰りは,無料区間の山陰道だけを通ったが,それでもキャンプ場から2時間40分ほどで帰ることができた。東部がずいぶんと近く感じるようになった。これなら,また移動に来てもいいなと思えた二日間であった。各局,ありがとうございました。